アパートやマンションの屋上に防水工事が必要な理由とは

アパートやマンションの屋上は常に雨風にさらされている所であり、劣化が進みやすい場所です。特に台風や塩害など気象変化が激しい沖縄ではなおさら注意が必要です。
さらに、アパートやマンションの屋上は平らになっています。
平屋根タイプは雨水が溜まりやすく、年月が経ち防水効果が低下している屋上では水分が浸透しやすくなります。
そのため、アパート・マンションの屋上は定期的に点検し、必要なら防水工事を施工して、雨漏りを防がなければいけません。

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アパートやマンションの屋上の防水工事を行うタイミングは?

アパートやマンションの屋上の防水工事は、大規模修繕のタイミングで行うのが一般的です。
通常、アパートのマンションの大規模修繕は12年が目安となります。
ただし、屋上の劣化状態によっては、大規模修繕を行う前に部分的に防水工事が必要となる場合があります。
そこで、屋上防水の工事を早めた方がよい事例を紹介します。

防水層が劣化している

屋上の防水層に剥がれや破損が見られる場合は、早めに防水工事を施工することをおすすめします。
防水層とは、塗装や防水シートなどで防水加工が施されている部分になります。
防水層が劣化が進みますと下記のような症状が現れます。

  • ひび割れが見られる
  • 膨れや浮きがある
  • 水ハケが悪い

劣化症状のある屋上は、防水機能が低下している恐れがあるため、防水工事をおすすめします。

雑草が生えている

屋上に雑草生えてくると防水機能が低下してきているサインになります。
草が生えてくると草の根が防水層の内部を傷めやすくなります。
特に、目地や屋上の隅には雑草が生えやすくなります。
雑草を撤去したうえで、防水工事を施しましょう。

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